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学習記録

Git(SourceTree)で練習ブランチアウトとマージ

2025年12月6日 by 河副 太智 Leave a Comment

Contents

  • 1 【Git練習1】ローカルだけで失敗して、なかったことにする
    • 1.1 手順1:ブランチを切る(作成)
    • 1.2 手順2:変更する
    • 1.3 手順3:コミットする(プッシュなし)
    • 1.4 手順4:「間違えた!」と気づく(戻る)
    • 1.5 手順5:ブランチを捨てる
  • 2 【Git練習2】サーバーでテストして失敗し、元に戻す
    • 2.1 手順1:ブランチを切る
    • 2.2 手順2:変更&コミット
    • 2.3 手順3:コミット&プッシュ(一発送信)
    • 2.4 手順4:AWSサーバーでプレビュー(PuTTY)
    • 2.5 手順5:確認&却下
    • 2.6 手順6:元に戻す(復旧)
    • 2.7 手順7:後始末(削除)
  • 3 【Git練習3】サーバーでテストして成功したので、本番採用する
    • 3.1 手順1:ブランチを切る
    • 3.2 手順2:変更&コミット
    • 3.3 手順3:コミット&プッシュ(一発送信)
    • 3.4 手順4:AWSサーバーでプレビュー(PuTTY)
    • 3.5 手順5:マージ(統合)する
    • 3.6 手順6:本番反映のプッシュ
    • 3.7 手順7:AWSサーバーを本番化(PuTTY)
    • 3.8 手順8:後始末
  • 4 【Git練習4】修正を重ねてから本番採用する
    • 4.1 手順1:ブランチを切る
    • 4.2 手順2:1回目の変更(999,999)
    • 4.3 手順3:1回目のコミット&プッシュ
    • 4.4 手順4:AWSサーバーで1回目のプレビュー
    • 4.5 手順5:2回目の変更(1,000,000)
    • 4.6 手順6:2回目のコミット&プッシュ
    • 4.7 手順7:AWSサーバーで2回目のプレビュー(ここが重要!)
    • 4.8 手順8:マージ(統合)する
    • 4.9 手順9:本番反映のプッシュ
    • 4.10 手順10:AWSサーバーを本番化
    • 4.11 手順11:後始末

【Git練習1】ローカルだけで失敗して、なかったことにする

自分のPC内だけで実験して、失敗したので捨てるパターンです。
サーバーには反映させないので、プッシュはしません。

手順1:ブランチを切る(作成)

  1. SourceTree上部の「ブランチ」をクリック。
  2. 新規ブランチ名: test-local-only と入力し、「ブランチを作成」をクリック。

手順2:変更する

  1. HTMLファイルの数字を 779,704 → 666,666 に書き換えて保存。

手順3:コミットする(プッシュなし)

  1. SourceTreeで「コミット」ボタンを押す。
  2. コメントを入力(例: 実験)。
  3. 【重要】「変更を即座にプッシュする」のチェックを外す(OFF)。
  4. 右下の「コミット」をクリック。

手順4:「間違えた!」と気づく(戻る)

  1. SourceTree左メニューの master をダブルクリック。
  2. (これでPC内のファイルは一瞬で元通りになります)

手順5:ブランチを捨てる

  1. test-local-only を右クリック → 「削除」 → 「強制削除」。

【Git練習2】サーバーでテストして失敗し、元に戻す

本番サーバーでプレビューしたが、気に入らなかったので採用せずに捨てるパターンです。
サーバーで見たいので、プッシュ(送信)が必要です。

手順1:ブランチを切る

  1. SourceTreeで master から新規ブランチ test-server-preview を作成。

手順2:変更&コミット

  1. HTMLファイルの数字を 555,555 に書き換えて保存。

手順3:コミット&プッシュ(一発送信)

  1. 「コミット」ボタンを押す。
  2. コメントを入力(例: サーバーテスト)。
  3. 【重要】「変更を即座にプッシュする」にチェックを入れる(ON)。
  4. 右下の「コミット」をクリック。
  5. (これだけでBitbucketにもブランチが作られ、データが飛びます)

手順4:AWSサーバーでプレビュー(PuTTY)

以下のコマンドをコピーしてPuTTYで実行し、サーバーの表示チャンネルをテスト用に切り替えます。

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cd /var/www/html/ruling
 
# 1. 最新のブランチ情報を取り寄せる
git fetch
 
# 2. テスト用ブランチに切り替える
git checkout test-server-preview
 
# 3. 確実に反映させるために再起動
sudo systemctl restart gunicorn

手順5:確認&却下

  1. ブラウザで見て「555,555」になっていることを確認。
  2. 「やっぱりこの変更はナシだ!」と判断する。

手順6:元に戻す(復旧)

AWSサーバー(PuTTY)で以下のコマンドを実行し、サーバーを正常な状態に戻します。

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# 本番チャンネル(master)に戻す
git checkout master
 
# 念のため再起動して元通りか確認
sudo systemctl restart gunicorn

手順7:後始末(削除)

  1. SourceTreeで master をダブルクリックして戻る。
  2. test-server-preview を右クリック削除。
  3. 「リモート」 の origin/test-server-preview も右クリック削除。

【Git練習3】サーバーでテストして成功したので、本番採用する

プレビューで確信を得てから、正式にマージする「開発の王道」パターンです。

手順1:ブランチを切る

  1. SourceTreeで master から新規ブランチ feature-new-design を作成。

手順2:変更&コミット

  1. HTMLファイルの数字を 999,999 に書き換えて保存。

手順3:コミット&プッシュ(一発送信)

  1. 「コミット」ボタンを押す。
  2. コメントを入力(例: 数字更新)。
  3. 「変更を即座にプッシュする」にチェックを入れる(ON)。
  4. 右下の「コミット」をクリック。

手順4:AWSサーバーでプレビュー(PuTTY)

以下のコマンドを実行してテストします。

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# 1. 情報を更新
git fetch
 
# 2. テスト用ブランチに切り替え
git checkout feature-new-design
 
# 3. 再起動して確認
sudo systemctl restart gunicorn

ブラウザで「999,999」を確認し、「よし、これでいこう!」と決断します。

手順5:マージ(統合)する

  1. SourceTree左メニューで master をダブルクリック して移動。
  2. feature-new-design を右クリック → 「現在のブランチに feature-new-design をマージ」 → OK。
  3. (これでローカルの master が 999,999 になりました)

手順6:本番反映のプッシュ

  1. SourceTree上部「プッシュ」をクリック。
  2. master にチェックを入れてプッシュ。

手順7:AWSサーバーを本番化(PuTTY)

サーバーを master に戻し、最新状態にします。ここでいつもの「魔法のコマンド」を使います。

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# 1. まずmasterに戻る
git checkout master
 
# 2. 魔法のコマンド(プル・コピー・再起動を一気に実行)
git pull && python3 manage.py collectstatic --noinput && sudo systemctl restart gunicorn
 

手順8:後始末

  1. 用済みの feature-new-design ブランチ(ローカルとリモート)を削除して完了です。

【Git練習4】修正を重ねてから本番採用する

一度の変更で満足せず、プレビュー後にさらに修正を加えてから、最後にマージするパターンです。
「同じブランチでの更新」をサーバーに反映させる手順を学びます。

手順1:ブランチを切る

  1. SourceTreeで master から新規ブランチ feature-trial-error を作成。

手順2:1回目の変更(999,999)

  1. ローカルPCでHTMLファイルを開き、数字を 999,999 に書き換えて保存。

手順3:1回目のコミット&プッシュ

  1. SourceTreeで「コミット」ボタンを押す。
  2. コメントを入力(例: 数字変更(仮))。
  3. 「変更を即座にプッシュする」にチェックを入れる(ON)。
  4. 「コミット」をクリック。

手順4:AWSサーバーで1回目のプレビュー

まず、サーバーをテスト用ブランチに切り替えて確認します。

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cd /var/www/html/ruling
 
# 1. 情報を更新
git fetch
 
# 2. テスト用ブランチに切り替え
git checkout feature-trial-error
 
# 3. 再起動して確認
sudo systemctl restart gunicorn

【確認】 ブラウザで見て「999,999」になっていることを確認。
しかし、「やっぱり 1,000,000 の方がいいな」と考え直します。

手順5:2回目の変更(1,000,000)

  1. ローカルPCで再びHTMLファイルを開き、1,000,000 に書き換えて保存。

手順6:2回目のコミット&プッシュ

  1. SourceTreeで再び「コミット」ボタンを押す。
  2. コメントを入力(例: やっぱり100万に変更)。
  3. 「変更を即座にプッシュする」にチェックを入れる(ON)。
  4. 「コミット」をクリック。
    (これで同じブランチに2つ目の変更が積み上がりました)

手順7:AWSサーバーで2回目のプレビュー(ここが重要!)

サーバーは既に feature-trial-error ブランチにいますが、内容は「1回目」のままです。
「同じブランチの最新版」を取り込むために、ここでは checkout ではなく pull を使います。

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# 1. 最新の変更(2回目のコミット)をダウンロードして適用
git pull
 
# 2. 再起動して確認
sudo systemctl restart gunicorn

【確認】 ブラウザで「1,000,000」になったことを確認。「よし、これで採用!」と決断します。

手順8:マージ(統合)する

  1. SourceTree左メニューで master をダブルクリック して移動。
  2. feature-trial-error を右クリック → 「現在のブランチに feature-trial-error をマージ」 → OK。

手順9:本番反映のプッシュ

  1. SourceTree上部「プッシュ」をクリック。
  2. master にチェックを入れてプッシュ。

手順10:AWSサーバーを本番化

サーバーを master に戻し、最新状態にします。いつもの魔法のコマンドです。

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# 1. まずmasterに戻る
git checkout master
 
# 2. 魔法のコマンド(反映・コピー・再起動)
git pull && python3 manage.py collectstatic --noinput && sudo systemctl restart gunicorn

手順11:後始末

  1. 用済みの feature-trial-error ブランチ(ローカルとリモート)を削除して完了です。
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