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犯罪の成立要件

構成要件

①実行行為(ナイフで刺す)
②結果の発生(刺された人が死亡した)
③因果関係(死亡したのは刺されたから)
④構成要件的故意(ナイフを刺して殺害するという意思があった)

違法性

正当行為、正当防衛や緊急避難に該当しない
「違法性阻却事由」の検討

責任

幼児、心神喪失の状態であった
罪を犯す意思が無い場合、心神喪失者、14歳に満たない者

 

上記3点を満たした場合に初めて処罰が可能

 

場所的適用範囲

場所的適用範囲

属地主義(全員) (日本国内、日本船舶、日本航空機)で罪を犯した者に適用
保護主義(全員) (どこでも)国外犯から国家的法益の保護(刑法2条で規定したもの)
世界主義(全員) (どこでも)条約による国外犯から国際社会の保護
属人主義(日本人)(どこでも)日本国外で犯した罪に適用

違法性の本質

違法性の本質

行為無価値論は「法益保護と社会倫理規範違反」両方にあり
結果無価値論は「法益保護」と解する